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# メールパフォーマンスの最適化

> 配信指標とエンゲージメント指標を最適化し、バウンスを減らして開封率とクリック率を高めることで、メールキャンペーンの成果を向上させます。

この記事では、メールパフォーマンスを最適化する方法について説明します。ドメインレピュテーションの問題と予防策については、[こちら](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/domain-reputation/issues-with-domain-reputation-and-preventive-measures)を参照してください。

# 概要

メールのパフォーマンスは、メールの配信指標とエンゲージメント指標に基づいて評価されます。これには次のものが含まれます。

* 配信指標は、送信数に対する配信数の比率、バウンスの発生、遅延（deferral）などの要素を評価します。
* 一方、エンゲージメント指標は、ポジティブな結果からネガティブな結果まで、より幅広い指標を含みます。
  * ポジティブなエンゲージメント指標には、配信、開封、クリック、コンバージョンなどの指標があります。
  * 反対に、ネガティブなエンゲージメント指標には、スパム苦情やメールの配信停止のケースが含まれます。

メールパフォーマンスを向上させるには、ネガティブなエンゲージメントを低く抑えながら、配信とポジティブなエンゲージメントを高める必要があります。そのためには、次のことを実施する必要があります。

* [履歴を分析する](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/email-performance/optimize-the-email-performance#analyze-your-history)
* [改善すべき領域を見つける](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/email-performance/optimize-the-email-performance#find-areas-of-improvement)
* [キャンペーンを計画する](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/email-performance/optimize-the-email-performance#plan-your-campaigns)

# 履歴を分析する

メールパフォーマンスを向上させるには、改善が必要な具体的な領域を特定することが不可欠です。そのためには、過去6か月間のメールパフォーマンスデータを振り返って評価し、繰り返し発生するパターンがないかを確認する必要があります。メールパフォーマンスの履歴を分析するには、次の項目を確認します。

* 配信指標とエンゲージメント指標の傾向
* ドメインレピュテーションのデータ
* スパム苦情率
* アクティブユーザーベースの成長
* 受信トレイ到達率（インボックスプレースメント）レポート

最新の傾向だけに注目して全体的な傾向を見落とすと、数か月にわたるメールパフォーマンスの緩やかな低下を見逃す可能性があります。メールパフォーマンスの履歴を分析する中で問題が見つかった場合は、[デバッグ](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/self-debugging-email-deliverability-issues)と[修復](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/domain-reputation/issues-with-domain-reputation-and-preventive-measures)を行い、メール計画をランプアップする必要があります。

# 改善すべき領域を見つける

メールパフォーマンスを分析し、分析中に特定した問題に対処した後は、改善の余地がある領域を特定することが重要です。メールパフォーマンスを向上させることができる次の領域と、それぞれの領域に対する提案を検討してください。

| 問題 | 解決策 |
| - | - |
| ハードバウンスが多い | <ul><li>**[ユーザーのメールアドレス収集](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-to-be-followed-while-collecting-user-emails)ポイントを保護する**：これにより、誤ったメールアドレスや偽のメールアドレスがメールリストに追加されるのを防ぐことができます。</li><li>**ダブルオプトインを導入する**：これにより、メール購読プロセスに追加の検証が加わります。メールアドレスは、ユーザーが購読を確認した後にのみメールリストに追加されます。これにより、正当でアクティブな受信者にメールが確実に配信されます。</li><li>**[オンボーディングフロー](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/customer-lifecycle-campaigns)を作成する**：オンボーディングプロセスの中で明確な説明、価値のあるコンテンツ、良好なユーザー体験を提供することで、信頼を築き、購読者がメールに積極的に関与する可能性を高めることができます。これにより、関心のない受信者やエンゲージしていない受信者によるハードバウンスの増加を抑えることができます。カスタマーライフサイクルキャンペーンの詳細については、[こちら](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/customer-lifecycle-campaigns)を参照してください。</li></ul> |
| ソフトバウンスが多い | <ul><li>**繰り返し発生するソフトバウンスを抑制する**：IP/ドメインのブロックやコンテンツフィルタリングが原因の場合を除き、ソフトバウンスは抑制する必要があります。これにより、クリーンでエンゲージメントの高いメールリストを維持し、不要な再試行を防ぎ、アクティブで反応のある受信者にのみメールを配信できます。</li><li>**低い RPM（request per minute）を使用する**：これにより、サーバーまたはメールサービスプロバイダーがリソースを効果的に管理し、信頼性と効率の高いメール配信率を維持できるため、バウンスが減少します。RPM に関するベストプラクティスについては、[こちら](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-regarding-request-per-minute-rpm)を参照してください。</li><li>**大量送信には[最適な送信時間（BTS）](/docs/ja/user-guide/ai-and-intelligence/timing/best-time-to-send)を使用する**：これらの時間帯にメールを送信することで、受信者がメールを開封し、操作し、反応する可能性が高まります。エンゲージしている受信者はアクティブでアクセス可能なメールアドレスを持っている可能性が高いため、エンゲージメントが高まることでソフトバウンスのリスクが低下します。</li></ul> |
| 遅延（deferral）が多い | <ul><li>**RPM（request per minute）を調整する**：これにより、適切なペースでのメール送信とスムーズな配信プロセスのバランスを取ることができます。その結果、遅延が減少し、メールキャンペーン全体の到達率と成功率が向上します。RPM に関するベストプラクティスについては、[こちら](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-regarding-request-per-minute-rpm)を参照してください。</li><li>**送信パターンを最適化する**：一貫性のある管理された方法でメールを送信することで、配信が成功する可能性が高まり、メールキャンペーン全体の到達率が向上します。送信パターンに関するベストプラクティスについては、[こちら](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-regarding-sending-patterns)を参照してください。</li><li>**ウォームアップを確実に成功させる**：これにより、メールプロバイダーがお客様の IP アドレスを信頼できる送信者として認識し、遅延の可能性が低くなります。メールのウォームアップの詳細については、[こちら](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/getting-started-with-email/email-warm-up)を参照してください。</li><li>**不定期の大量送信キャンペーンには[最適な送信時間（BTS）](/docs/ja/user-guide/ai-and-intelligence/timing/best-time-to-send)を使用する**：これにより、メール配信を受信者の好みや習慣に合わせることができ、キャンペーン全体の効果と成功率が向上します。また、エンゲージメントの低さによってメールが遅延したり、受信者の混雑した受信トレイに埋もれたりする可能性も低減されます。</li></ul> |
| 配信停止が多い | <ul><li>**セグメンテーション戦略を最適化する**：これにより、ターゲットを絞った関連性の高いメールコンテンツを実現でき、エンゲージメントが向上し、配信停止の可能性が低くなります。セグメンテーション戦略に関するベストプラクティスについては、[こちら](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-to-be-followed-for-segmentation-strategy)を参照してください。</li><li>**[フリークエンシーキャップ](/docs/ja/user-guide/settings/channels/delivery-controls/frequency-capping)を強化する**：これにより、キャンペーンの過剰露出を減らし、関連性を高め、キャンペーンの効果を向上させ、より良いユーザー体験を提供できるため、配信停止が減少します。</li><li>**コンテンツがセグメントに関連していることを確認する**：これは、パーソナライズされたメッセージング、ユーザーの期待への対応、個々のニーズへの対処、スパムや無関係なコンテンツの回避、フィードバックと分析に基づくコンテンツの継続的な改善に役立ちます。</li><li>**イベントトリガー型または[ライフサイクルキャンペーン](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/customer-lifecycle-campaigns)のユースケースを検討する**：これにより、ユーザーの特定のアクション、行動、またはキャンペーンのライフサイクルステージに基づいて、タイムリーでパーソナライズされたコンテンツを配信できます。これらの戦略は、ユーザーに価値のある有意義なインタラクションを提供し、エンゲージメントを維持して配信停止の可能性を低減します。</li><li>**[コンテンツのパーソナライズ](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/getting-started/message-personalization/personalize-content-using-content-apis)を活用し、ワンタイムキャンペーンを減らす**：これにより、関連性の向上、情報過多の回避、カスタマーエクスペリエンスの向上、セグメント固有のメッセージングの配信、パーソナライズされたレコメンデーションの提供が可能になります。これらの戦略は、購読者にとってよりターゲットを絞った価値あるインタラクションを生み出し、エンゲージメントを促進して配信停止の可能性を低減します。</li></ul> |
| スパム苦情が多い | <ul><li>メール本文内の配信停止リンクと [list-unsubscribe](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/getting-started-with-email/list-unsubscribe-email) の両方が想定どおりに機能していることを確認します</li><li>配信停止リクエストが処理され、到達可能性（reachability）が想定どおりに更新されていることを確認します</li><li>複数のベンダーからメールを送信している場合は、すべての抑制対象ユーザー（配信停止およびスパム苦情）がすべてのシステム間で常に同期されていることを確認します。</li><li>[ユーザーのメールアドレス収集](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-to-be-followed-while-collecting-user-emails)ポイントを保護します。そのためには、ダブルオプトインを導入します。</li><li>**[オンボーディングフロー](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/customer-lifecycle-campaigns)を作成し、適切な期待値を設定する**：これにより、許可ベースのコミュニケーションの確立、コミュニケーション頻度に関する透明性の確保、価値重視のコンテンツの配信、配信停止オプションの提供、ウェルカムメールと確認メールの送信、積極的なフィードバックの収集が可能になります。これらのプラクティスに従うことで、信頼を築き、購読者のエンゲージメントを高め、メッセージがスパムとしてマークされる可能性を最小限に抑えることができます。</li><li>**セグメンテーション戦略を最適化する**：これにより、関連性の向上、メッセージ過多の最小化、コンテンツの重複の排除、パーソナライズされたコミュニケーションの実現、最適なタイミングと頻度の確保、継続的なテストと改善が可能になります。ターゲットを絞った価値あるコンテンツを配信することで、購読者のエンゲージメントを高め、ポジティブなインタラクションを促進し、メッセージがスパムとしてマークされる可能性を低減できます。セグメンテーション戦略に関するベストプラクティスについては、[こちら](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-to-be-followed-for-segmentation-strategy)を参照してください。</li><li>**[フリークエンシーキャップ](/docs/ja/user-guide/settings/channels/delivery-controls/frequency-capping)を強化する**：これにより、メッセージングのバランスを保つことができます。購読者がメッセージをスパムとしてマークするリスクを最小限に抑えながら、価値あるコンテンツを配信できます。</li><li>**コンテンツがセグメントに関連していることを確認する**：これにより、ターゲットを絞ったメッセージングの配信、パーソナライズされたコミュニケーションの実現、購読者の好みの尊重、メッセージ頻度の最適化、明示的な許可と配信停止オプションの提供、定期的な設定更新の促進が可能になります。価値ある関連性の高いコンテンツを配信することで、受信者の体験を向上させ、メッセージがスパムとしてマークされるリスクを最小限に抑えることができます。また、[購読カテゴリ](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/getting-started-with-email/configure-subscription-categories)を設定して、ユーザーが受け取りたいメールの種類と頻度を選択できるようにすることもできます。</li><li>**イベントトリガー型または[ライフサイクルキャンペーン](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/customer-lifecycle-campaigns)のユースケースを検討する**：これにより、よりターゲットを絞ったパーソナライズされたメッセージングのアプローチを実現できます。その結果、受信者がコミュニケーションをスパムと認識するリスクが低下し、最終的にスパム苦情が減少します。</li><li>**[コンテンツのパーソナライズ](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/getting-started/message-personalization/personalize-content-using-content-apis)を活用し、ワンタイムキャンペーンを減らす**：これにより、価値ある関連性の高いパーソナライズされたコンテンツで、ユーザーのエンゲージメントを維持し、信頼関係を築くことができます。また、メールがスパムとしてマークされる可能性も低下します。</li></ul> |
| 開封の傾向が低下している | <ul><li>**[セグメンテーション戦略](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-to-be-followed-for-segmentation-strategy)を最適化する**：このアプローチでは、受信者の特定のニーズへの対応、パーソナライズされた件名の活用、適切なタイミングでのメール送信により、メールが開封される可能性を高めることができます。定期的なテストとオーディエンスの好みの理解によってアプローチを改善し、開封率を向上させます。</li><li>**[フリークエンシーキャップ](/docs/ja/user-guide/settings/channels/delivery-controls/frequency-capping)を強化する**：これにより、受信したメールを開封してエンゲージする意欲を高め、よりパーソナライズされたメールを送信し、受信者の関心を維持できるため、開封率が向上します。</li><li>**コンテンツがセグメントに関連していることを確認する**：これにより、パーソナライズの強化、関連性の向上、エンゲージメントの促進、信頼の構築、無関係なメールの送信の回避が可能になります。これらの要素が総合的に、メール開封率の向上に貢献します。また、[購読カテゴリ](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/getting-started-with-email/configure-subscription-categories)を設定して、ユーザーが受け取りたいメールの種類と頻度を選択できるようにすることもできます。</li><li>**[サンセット](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/getting-started-with-email/email-glossary#email-sunsetting)ポリシーを最適化する**：これにより、よりエンゲージメントが高く関心のある購読者ベースを維持でき、開封率の向上、到達率の改善、エンゲージメント指標の向上、パーソナライズの改善、コストの最適化につながります。</li><li>**オンボーディングフローを分析する**：これにより、ウェルカムメールの改善、コンテンツのパーソナライズ、CTA とメール送信タイミングの最適化、A/B テストの実施、潜在的な課題への対処が可能になります。これらの取り組みが総合的に、オンボーディングプロセスの効果を高め、メール開封率を向上させます。</li><li>[**AI を使用して**](/docs/ja/user-guide/ai-and-intelligence/merlin-ai/merlin-ai-copywriter/generate-email-subject-line-and-preview-text-with-merlin-ai)[件名](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-to-be-followed-while-creating-subject-line-and-sender-address)を改善する：これにより、メールマーケティングキャンペーン向けの効果的な文章コンテンツを作成でき、メールの開封数が増加します。Merlin AI を使用したメールの件名とプレビューテキストの生成の詳細については、[こちら](/docs/ja/user-guide/ai-and-intelligence/merlin-ai/merlin-ai-copywriter/generate-email-subject-line-and-preview-text-with-merlin-ai)を参照してください。</li></ul> |
| クリックの傾向が低下している | <ul><li>**[セグメンテーション戦略](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/best-practices/best-practices-to-be-followed-for-segmentation-strategy)を最適化する**：これにより、関連性の高いパーソナライズされたコンテンツ、ターゲットを絞ったオファー、行動トリガーを送信し、オーディエンスのエンゲージメントを維持できます。これらの要素により、メールがより魅力的になり、各セグメントの関心やニーズに沿ったものになるため、クリック率を大幅に向上させることができます。</li><li>コンテンツがセグメントに関連していることを確認します。</li><li>**[コンテンツのパーソナライズ](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/getting-started/message-personalization/personalize-content-using-content-apis)を活用し、ワンタイムキャンペーンを減らす**：これにより、メールコンテンツの関連性の向上、エンゲージメント率の改善、行動トリガーの活用、小規模でエンゲージメントの高いオーディエンスの育成、メール疲れの防止、継続的な最適化が可能になります。これらの取り組みにより、受信者に合わせた価値のあるタイムリーなコンテンツが提供され、クリック率が向上します。</li></ul> |
| キャンペーンの頻度が低い | <ul><li>**週次のパーソナライズされた定期キャンペーンを作成する**：これは、一貫したエンゲージメント、カスタマイズされたコンテンツ、レスポンシブデザイン、A/B テスト、プロモーションの強調、長期的な関係構築に役立ちます。これらの要素が総合的に、タイムリーで関連性が高く価値のあるコンテンツを購読者に定期的に配信することで、クリック率の向上に貢献します。月次キャンペーンのみを送信しながらレピュテーションを維持する方法については、[こちら](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/email-deliverability-faqs/faq-regarding-ramp-up#post-ramp-up-how-can-i-sustain-my-ramped-up-state-or-reputation-with-only-monthly-campaigns)を参照してください。</li></ul> |

# キャンペーンを計画する

到達率やパフォーマンスの問題はすぐには解決できないため、メールキャンペーンを計画することが重要です。各最適化オプションを効果的に実施するための戦略を策定してください。

* [メールパフォーマンスチェックリスト](/docs/ja/user-guide/campaigns-and-channels/email/deliverability/email-performance/checklist-to-review-email-performance)を実行して、すべての指標を綿密に確認・監視します。
* 学んだことに応じて計画を見直し、調整します。
* これを四半期ごとに繰り返します。
