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概要

フロー内で特定の条件に基づいてユーザーを分割してエクスペリエンスをパーソナライズしたり、実験のためにユーザーをランダムに分割したりしたい場合がよくあります。MoEngage では、ユーザーを分割する次の方法を提供しています。

ユースケース

条件に基づいてユーザーを分割する

条件に基づいてユーザーを分割するユースケースは次のとおりです。
  • 優先言語に基づいてユーザーを分割したい場合は、Conditional Split を追加します。
  • 特定のアクションを実行したユーザーをフローから退出させたい場合は、Has Done Event ステージを追加します。
  • ユーザープロパティが特定の値を満たすユーザーをフローから退出させたい場合は、Check User Attribute ステージを追加します。
  • 最後のメールがユーザーに送信されたかどうかに基づいてユーザーを分割したい場合は、On Send Email Message ステージを追加します。

ユーザーをランダムに分割する

ユーザーをランダムに分割するユースケースは次のとおりです。
  • ユーザーベースに効果的なチャネルタイプを見つけるためにユーザーをランダムに分割したい場合は、A/B split ステージを追加します。
Entry Criteria に基づいてユーザーを分割したい場合は、Conditional Split または Has Done Event ステージを追加し、Flow Entry Events カテゴリーのオプションを選択します。このオプションを選択すると、MoEngage はユーザーのパスを決定する際に、ユーザーがフローに入るきっかけとなったイベントを考慮します。

条件ステージを追加する

条件ステージを追加するには、次の手順を実行します。
  1. MoEngage Canvas で + をクリックします。
  2. Add stage ダイアログボックスで、次のいずれかを実行します。
    • 検索バーでステージを直接検索します。検索結果から、追加するオプションをクリックします。たとえば、「conditional」と検索すると、Conditional Split オプションが表示されます。検索による追加.gif
    • All stages タブで次の操作を行います。
      1. Conditions & controls で、カテゴリーをクリックして追加できる条件ステージを確認します。
      2. 追加するステージをクリックします。カテゴリーからの追加.gif
        よく使用される 5 つのステージは、All stages タブの Frequently Used セクションに表示されます。利用可能なステージの一覧はワークスペースに応じて動的に変わります。必要なステージをクリックしてフローに追加します。image.png
    • Conditions & controls タブで、追加するステージをクリックします。タブからの追加.gif 選択したステージがキャンバスに追加されます。

条件ステージを設定する

条件に基づいてユーザーを分割する

Conditional Split ステージを追加した後、次の手順を実行して設定します。
これは Early Access 機能です。アカウントで有効にするには、MoEngage のカスタマーサクセスマネージャー (CSM) またはサポートチームにお問い合わせください。

ステップ 1: ブランチを定義する

Conditional Split のデフォルト状態の UI.png
  1. + Add をクリックして、Conditional Split ステージにブランチを追加します。
  • ブランチは順番に評価されます。Branch 1 の優先度が最も高く、リストの下に行くほど優先度が低くなります。Default branch の優先度が最も低くなります。
  • たとえば、ユーザーが Branch 1 と Branch 2 の両方の条件に一致する Conditional Split の場合、優先度が最も高い Branch 1 に進みます。そのため、ユーザーが複数のブランチの条件に一致する Conditional Split では、ブランチの順序が重要になります。
  1. Conditional Split 内のブランチを削除または複製するには、左側に表示されているブランチの一覧にカーソルを合わせます。
    1. Duplicate をクリックすると、ブランチのコピーが作成されます。新しいブランチには自動的に「Copy of Branch <x>」という名前が付けられます。
    2. 同様に、Delete をクリックすると、ステージからブランチが削除されます。Conditional Split の複製・削除アイコン.png
  2. ブランチの位置を変更するには、ブランチをドラッグして移動します。
Next をクリックしてステップ 2 に進みます。

ステップ 2: 評価ウィンドウを設定する

このステップでは、開始点 (タイムラインスライダーを使用) と 終了点 (待機期間を使用) を設定して、条件を評価する時間枠を定義します。Conditional Split ステップ 2.png仕組み: 評価ウィンドウは 開始点 と 終了点 (ユーザーがステージに入った時点 + 待機期間として計算) で構成されます。評価ウィンドウは最小 5 分、最大 30 日 に対応しています。
  1. ペンアイコンをクリックして条件を編集します。
  2. 次の操作を行います。
  1. + アイコンを使用して、Conditional Split ステージにブランチを追加します。Branch 1 の優先度が最も高く、下に行くほど優先度が低くなります。Default branch の優先度が最も低くなります。たとえば、ユーザー X が Branch 1 と Branch 2 の両方の条件に一致する Conditional Split の場合、優先度が最も高い Branch 1 にユーザーが進みます。そのため、Conditional Split では、ユーザーが複数のブランチの条件に一致する場合、ブランチの順序がユーザーの進む先を決定する重要な役割を果たします。
  • デフォルトブランチには条件がありません。
  • Linked Conditions を使用して、以前のユーザーアクションに基づくパーソナライズされた動的な条件チェックを追加できます。
  • Conditional Split で適用された条件を満たさないユーザーは、デフォルトブランチに進みます。
  • ブランチの優先度は最初のブランチから最後のブランチ (またはデフォルトブランチ) に向かって低くなるため、ブランチの順序は Conditional Split でユーザーが進むブランチパスに影響します。
  • プライマリブランチの条件を満たすユーザーは、条件を満たした時点ですぐに進みます。一方、その他のブランチでは、評価期間が終了した後にのみ進みます。
  • ユーザーは評価条件を満たした後、ブランチに進み、そのブランチに従います。
Conditional Split を含む公開済みのフローを編集する場合、次の内容が適用されます。
  • 表示名を変更できます。
  • ブランチの評価条件を変更できます。
  • 新しいブランチを追加することはできません。
  • ブランチを削除することはできません。

キャンペーンベースの条件

MoEngage が提供するキャンペーンベースの条件の種類は次のとおりです。
メールキャンペーンの場合は、次の手順を実行します。
  1. 次のいずれかの条件を選択します。
  2. イベントの発生をチェックします。
    1. 数値を入力するか、上下ボタンを使用して時間を設定します。
    2. リストから minutes、hours、または days を選択します。
  3. Done をクリックしてアクションを追加するか、Cancel をクリックしてアクションをキャンセルします。
評価は、ユーザーがステージに入ってから指定された時間枠について行われます。
Connector キャンペーンの場合は、次の手順を実行します。
  1. Connector sent successfully を選択して、コネクターがユーザーに送信されたかどうかをチェックします。
  2. イベントの発生をチェックします。
    1. 数値を入力するか、上下ボタンを使用して時間を設定します。
    2. リストから minutes、hours、または days を選択します。
  3. Done をクリックしてアクションを追加するか、Cancel をクリックしてアクションをキャンセルします。
評価は、ユーザーがステージに入ってから指定された時間枠について行われます。
プッシュキャンペーンの場合は、次の手順を実行します。
  1. 次のいずれかの条件を選択します。
  2. イベントの発生をチェックします。
    1. 数値を入力するか、上下ボタンを使用して時間を設定します。
    2. リストから minutes、hours、または days を選択します。
  3. Done をクリックしてアクションを追加するか、Cancel をクリックしてアクションをキャンセルします。
評価は、ユーザーがステージに入ってから指定された時間枠について行われます。
SMS キャンペーンの場合は、次の手順を実行します。
  1. SMS sent successfully を選択して、SMS がユーザーに送信されたかどうかをチェックします。
  2. イベントの発生をチェックします。
    1. 数値を入力するか、上下ボタンを使用して時間を設定します。
    2. リストから minutes、hours、または days を選択します。
  3. Done をクリックしてアクションを追加するか、Cancel をクリックしてアクションをキャンセルします。
評価は、ユーザーがステージに入ってから指定された時間枠について行われます。
On-site Messaging キャンペーンの場合は、次の手順を実行します。
  1. 次のいずれかの条件を選択します。
  2. イベントの発生をチェックします。
    1. 数値を入力するか、上下ボタンを使用して時間を設定します。
    2. リストから minutes、hours、または days を選択します。
  3. Done をクリックしてアクションを追加するか、Cancel をクリックしてアクションをキャンセルします。
評価は、ユーザーがステージに入ってから指定された時間枠について行われます。
In-app Messaging キャンペーンの場合は、次の手順を実行します。
  1. 次のいずれかの条件を選択します。
  2. イベントの発生をチェックします。
    1. 数値を入力するか、上下ボタンを使用して時間を設定します。
    2. リストから minutes、hours、または days を選択します。
  3. Done をクリックしてアクションを追加するか、Cancel をクリックしてアクションをキャンセルします。
評価は、ユーザーがステージに入ってから指定された時間枠について行われます。
Card キャンペーンの場合は、次の手順を実行します。
  1. 次のいずれかの条件を選択します。
  2. イベントの発生をチェックします。
    1. 数値を入力するか、上下ボタンを使用して時間を設定します。
    2. リストから minutes、hours、または days を選択します。
  3. Done をクリックしてアクションを追加するか、Cancel をクリックしてアクションをキャンセルします。
評価は、ユーザーがステージに入ってから指定された時間枠について行われます。
WhatsApp キャンペーンの場合は、次の手順を実行します。
  1. 次のいずれかの条件を選択します。
  2. イベントの発生をチェックします。
    1. 数値を入力するか、上下ボタンを使用して時間を設定します。
    2. リストから minutes、hours、または days を選択します。
  3. Done をクリックしてアクションを追加するか、Cancel をクリックしてアクションをキャンセルします。
評価は、ユーザーがステージに入ってから指定された時間枠について行われます。
Facebook キャンペーンの場合は、次の手順を実行します。
  1. Facebook audience synced successfully を選択して、Facebook キャンペーンのユーザーが MoEngage と同期されたかどうかをチェックします。
  2. イベントの発生をチェックします。
    1. 数値を入力するか、上下ボタンを使用して時間を設定します。
    2. リストから minutes、hours、または days を選択します。
  3. Done をクリックしてアクションを追加するか、Cancel をクリックしてアクションをキャンセルします。
評価は、ユーザーがステージに入ってから指定された時間枠について行われます。

ユーザーをランダムに分割する

A/B Split を使用すると、最大 5 つのフローパスのバリエーションをテストして、最もパフォーマンスの高いオプションを特定できます。これらのフローパスで、異なるチャネル、同じチャネルでの異なるメッセージ、異なるメッセージ頻度を試すことができます。実験を設定し、フローを公開した後に各ブランチのパフォーマンスを分析して、勝者ブランチに有利になるようにユーザー配分を変更できます。これにより、フローに入るほとんどのユーザーが、最もパフォーマンスの高いブランチに進むようになります。
インテリジェンスを活用するフローに入るユーザーが増えるにつれて、最もパフォーマンスの高いブランチに有利になるようにユーザー配分を自動的に調整するよう、MoEngage Flows を設定できます。詳細については、Intelligent Flow Path optimizer を参照してください。

テストのセットアップ

フローステージのコントロールカテゴリーから、フローの任意の場所に A/B Split を追加します。A.png
  • 実験するブランチの数を追加します。1 つの A/B Split ステージに最大 5 つのブランチを追加できます。
  • 各ブランチのユーザー配分を設定します。各ブランチのバリエーション率は 0~100 の範囲で設定できます。
  • すべてのブランチのバリエーション率の合計が 100 になるようにしてください。
あらゆるものをテストするA/B Split はフロー内の任意のステージで使用でき、1 つのフローに最大 10 個の A/B Split を追加できます。
キャンバス上でブランチを区別できるように、各ブランチに異なる表示名を付けてください。

パフォーマンスを把握する

ユーザーがフローに入るにつれて、各ブランチのパフォーマンスがキャンバス上で更新されます。Screenshot_2021-01-11_at_11.34.07_PM.png
  • Email (50%) は、ブランチの表示名と、そのブランチに設定されたユーザー配分 (この例では 50) を示します。
  • 4 Done は、このブランチを通過したフロートリップの数です。
  • Converted trips は、少なくとも 1 回のコンバージョンにつながったブランチトリップの数です。上記の例では、ブランチのコンバージョン率は 75% です。
  • Engagement Score は、ブランチのエンゲージメントを反映する派生指標です。数値が高いほどエンゲージメントが良好です。エンゲージメントスコアの計算方法の詳細については、こちらを参照してください。
ブランチとは
  • A/B Split ノードからフローの退出ステージまでのすべてのアクションステージが、ブランチのパフォーマンスのトラッキング対象に含まれます。
  • ブランチが複数のブランチに分岐する場合、分岐後のブランチは親ブランチの一部と見なされます。
  • ブランチがある時点で別のブランチに合流する場合、共通のフローパスは合流する両方のブランチの一部と見なされます。

勝者を見つける

split node のレポートで、ブランチのパフォーマンスを分析および比較できます。キャンバス上のステージにカーソルを合わせてレポートオプションをクリックするか、フローの詳細な統計ページの split node stats セクションに移動し、一覧から特定の split node でフィルタリングします。Screenshot_2021-01-12_at_10.20.29_AM.pngブランチのパフォーマンスを分析した後、設定したユーザー配分を編集して、次にフローに入るほとんどのユーザーが最もパフォーマンスの高いブランチに進むようにできます。